地域で違う冠婚葬祭
地域によって冠婚葬祭の特徴やしきたりがそれぞれ違うことを知っていますか?これまで当たり前だと思ってきたルールも、地域が変われば全く違うことに驚く人も少なくないようです。
例えば地域で違う結婚式の習慣や風習としては、北海道では多くの人の悩みであるご祝儀が存在せず、お手頃な価格の会費制にしているカップルが非常に多いです。 その分引き出物はお菓子のみというような特徴があります。 所変わって沖縄では100人を超える大人数のゲストを招待することはよくあることで、披露宴では伝統的な琉舞が始まったり、 いきなり飲み食いが始まったりなどカジュアルな雰囲気があります。
また、地元の特産物をゲストにふるまったり引き出物に入れたりする風習がある地域も多いようです。 葬儀に関しても例をあげると、東京では通夜振舞いと呼ばれる通夜の後に参列者に食事をふるまう習慣がありますが、逆に関西では通夜に食事をとるのは遺族と、全く違う習慣があります。 引越しなどで新しい土地の冠婚葬祭の習慣に触れると、その違いに最初は戸惑ってしまうことも多いかと思いますが、どの地域でも、結婚式では新しい2人の門出を祝ったり、葬儀では心を込めて死者を弔おうというする気持ちは全国共通と言えるでしょう。
関東地方の特徴
関東地方、特に東京都市部の特徴といえば、いい意味でさっぱりしている。といえるでしょう。 東京でも、下町など古くから生活している人はいますが、多くがいろいろな地域から上京してきた人が多いので、関東地方の人で関東地方の出身という人は実際には多くないのでしょう。
関西地方の特徴
関西地方の特徴としてまず挙げられるのは、歴史遺産や歴史建造物が数多く残っていることです。これはかつて関西地方が日本の首都として経済・文化の中心地として栄えてきた歴史によるものです。
九州地方の特徴
九州地方には案外キリスト教徒と神道の方が多く住まわれています。お葬式は仏式というイメージをもって参列すると、戸惑ってしまいます。長崎にはキリスト教徒、宮崎には神道の方が多いです。